ワタアブラムシ有翅虫の飛翔と産子行動の特性
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概要
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室内実験によるワタアブラムシ有翅虫の飛翔期間(初飛翔から定着するまでの期間)はコロニーの発育ステージに関係なく1日から4日までの変異があった。寄主植物を入れた容器内の有翅虫は1日に1回から数回飛び,最初の飛翔時間が長かった。各個体の飛翔期間は前翔長,初飛翔期間および初飛翔の持続時間とは関係なかったが,総産子数は飛翔期間が長くなるにつれて減少する傾向があった。有翅虫は飛翔の後産子し,卵巣内の胚子数が減少すると再び飛翔することが認められた。
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1990-05-25
著者
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