ワタアブラムシ有翅虫の初飛翔前期間とその個体差
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概要
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ワタアブラムシ有翅虫の初飛翔前期間とその個体差を室内で調べた。初飛翔前期間は12∼28°Cの範囲では温度が高くなるにつれて短くなった。初飛翔前期間の発育速度の直線回帰から推定した飛翔に必要な発育が進む最低温度は10.47°Cであった。羽化直後の有翅虫の初飛翔前期間は個体に差があった。このような個体差は,羽化後の寿命,前翅長および体長の違いとは関係しておらず,羽化から初飛翔までの卵巣の発育状態の違いと関連があると考えられた。
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1989-02-25
著者
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