ニカメイガ越冬世代成虫の産卵習性と第1世代初期発生量との関係
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概要
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越冬世代成虫の羽化消長, 産卵数, 産卵過程および産下卵の孵化率を自然温度下の室内で調べた。また, 交尾後の雌成虫約80頭について, 種々の夜間照明期間下で産卵を抑制して, その後の産卵習性を正常な個体と同様に調べた。調査した産卵習性と田植日との関係をモデル化し, 第1世代孵化幼虫数を推定した。その結果, 田植日が羽化最盛日より遅れてくると急激に孵化幼虫数が減少することを示した。すなわち, 田植日が5〜7日遅れるとその数は50%, 12〜15日遅れると10%まで減少する。
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1981-11-25
著者
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