シバヤギにおけるグルコース消費試験によるリンパ球幼若化反応の測定について

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概要

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シバヤギの末梢リンパ球幼若化能測定に,培養中のグルコースがリンパ球の分裂増殖に伴い消費される現象を利用した,グルコース消費試験法を用いるため,その最適測定条件を検討した。その結果Ficoll-Conray法で分離したシバヤギの末梢リンパ球4.2×10^5cells/mlをPhytohemaggulutinin- P 10μl/ml添加10%加RPMI 1640培養旅中に浮遊させ,5% CO_2,37℃,72時間の培養条件が最適条件と認められた。さらに,グルコース消費試験と,標準法である3^H-thymidine取り込み法との間には有意の相関がみられた。これらの結果,グルコース消費試験はリンパ球幼若化能の測定法として優れていることが確認された。
岐阜大学の論文
1985-12-15

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