食用担子菌類の生化学的研究(第5報)
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概要
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東海地方産のAphyllophorales目,Phylacteriaceaeに属するSarcodon aspratusをFruit bodyの菌傘部,傘柄上部・中部・石付部の各部分に分けて,成分を分析した結果について,つぎのように報告を行なった.1)Sarcodon aspratusの各部分別を比較検討した結果,大きく二つの共通する傾向が認められた.2)菌傘部は粗タンパク質・純タンパク質・粗脂肪・粗繊維・粗灰分・Ergosterinが,他の部分に比較して多く含有されている.3)これらの成分は傘柄部の上部より石付部にいたるにしたがい減少の傾向を示している.4)炭水化物, Mannite, Trehaloseは傘柄部に多く含有される傾向が認められた.
- 名古屋女子大学の論文
- 1967-03-01
著者
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