最終直接母乳時期からみる母乳育児支援の検討
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概要
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母乳育児支援の課題を検討するために,N市の保健センターに1才6ヶ月健康診査のために訪れた母親105名を対象に,半構成による面接調査を実施し,以下のことが明らかになった. 1.最終直接母乳時期は,11~12ヶ月と1~2ヶ月にピークがあった. 2.第1子と第2子の最終直接母乳時期は正の相関を示した. 3.第1子の最終直接母乳時期が10ヶ月を越えると,第2子では7割以上が第1子より直接母乳時期が延長していた. 4.直接母乳終了後の乳房トラブルは,乳腺炎・硬結・乳房痛が9.7%にみられた.
- 長崎大学の論文
著者
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宮原 春美
長崎大学医療技術短期大学部看護学科
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中尾 優子
長崎大学医学部保健学科看護学専攻教育評価ワーキンググループ
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中尾 優子
大分医科大学医学部看護学科
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宮原 春美
長崎大学医学部保健学科
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中尾 優子
佐賀医科大学医学系研究科母子看護学
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中尾 優子
長崎大学医学部保健学科
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