<原著>斜視病態因子の治癒状況把握のための5W1Hプログラムの展開

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概要

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臨床症例の転帰を正確に維持し管理することは,医療に従事する人達の高いレベルと実行力が要求される。私共は,斜視の治癒状況の把握のためにPOMR方式を基本としたコンピュータ管理方法を考案し試行した.本法はソフトとして「TheCARD3」ディスクを使用した。「The CARD3」は起動用ディスクとプログラムディスクとからなっている。使用器械はNEC PC9800PC-98RL をもちい,5WIH(When, Who, Where, What, Why, How)の項目分類に従って症例を登録し,分析するシステムを試行した。症状の軽・重障害度は疾患形成因子に簡単な数字を付して障害の程度を表現する方式をとった。本法は治療を担当した医療職者が症例を一例ずつ退院時にカードに記入し,それに基づいてコンピュータ処理を行う。これ以後の変化については,追加し登録することは可能であり,永続性のある管理方法である。
川崎医療福祉大学の論文

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