科学衛星「大空」による中間紫外大気散乱光観測
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概要
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地球大気によって散乱される太陽紫外光の観測を, 衛星に搭載した測器により行った。観測には回折格子分光器と干渉フィルターを用いた光電受光器が用いられた。この実験は, 昼間側で波長2500∿3200Aの大気散乱光のスペクトルを測定し, オゾン層の密度分布を求めることを目的としている。観測範囲は, ほぼ北緯80度から南緯80度の間である。初期観測の結果から, 観測で得られたスペクトル強度と予想強度とがよい一致を示していることが分った。
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