教師の実践的思考様式に関する研究(1) : 熟練教師と初任教師のモニタリングの比較を中心に
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
It is well known that expert teachers form and use elaborate practical knowledge and thinking styles in their teaching. This paper illuminates five expert teachers' and five novice teachers' practical thinking in on-line (thinking aloud) and off-line (writing report) monitoring. Through comparing the experts' thought processes with novices, our research comes to a conclusion that the practical thinking styles of expert teachers are characterized as the following five features: (1) impromptu thinking in teaching, (2) active, sensitive and deliberative involvement in an ill-structured situation, (3) multiple view points to probe and to detect a practical problem, (4) contextualized thinking in pedagogical reasoning, and (5) problem framing and reframing strategy in a context. The result offers several implications for rethinking the concept of teaching expertise.
- 東京大学の論文
- 1991-03-30
著者
関連論文
- 教育学研究における若手研究者育成(シンポジウム2,日本教育学会第68回大会報告 その2)
- 乳児期の絵本場面における母子の共同注意の指さしをめぐる発達的変化 : 積木場面との比較による縦断研究
- 変化の時代の,3つの「ゴケイセイ」
- 上すべりの「学力低下」論 劣化する学校教育をどう改革するか (特集 競争させれば学力は上がるのか?)
- 学びにおける協同(collaboration)の意義 : 「学びの共同体」の場合(ラウンドテーブル5,発表要旨)
- 教育学研究における若手育成 : 現状の認識と未来へのヴィジョン(教育学研究における若手研究者育成,シンポジウム2,発表要旨)
- 転換期の教育学研究 : 改革へのポジション(教育改革における日本教育学会の役割,常任理事会企画・特別シンポジウム,日本教育学会第67回大会報告)
- 中国における教育改革と教育学研究の現状と課題 : 日中教育学対話の深化・拡大をめざして(公開シンポジウムI,日本教育学会第67回大会報告)
- 世界の潮 オバマの医療保険制度改革は成功するか?
- オバマはなぜ勝てたのか--新大統領を待ち受ける困難 (特集 オバマ新大統領の挑戦--何をどう変えるのか)
- 米国大統領選挙展望 米国民は何を選ぼうとしているのか
- 県民大会成功の陰で (沖縄戦と「集団自決」--何が起きたか、何を伝えるか) -- (沖縄戦と「集団自決」--私たちはこう考える)
- 11.日本教育学会のあり方を考える(5 ラウンドテーブル,発表要旨)
- 転換期の専門家教育 : 教育と看護の未来
- 国際交流の進展
- 世界の潮 米国政治の行方を占う連邦議会中間選挙
- 政策の検証 教育政策 (特集 漂流する「世界都市」東京--石原都政8年を検証する)
- 「義務教育」概念の歴史的位相 : 改革のレトリックを問い直す(義務教育の危機)
- 世界の潮 カトリーナが暴いた米国の現在
- 日本教育学会法人化に向けて
- 教育改革の国際比較(特別課題研究(2))
- 分裂した社会 ブッシュ優勢のなかで--米国社会の今を考える (特集 ブッシュか、反ブッシュか--「帝国」アメリカの選択)
- 保育者の語りにみる実践知 : 「片付け場面」の映像に対する語りの内容分析(第1部 自由論文)
- PC071 片付け尺度の開発と保育者の片づけに対する認識の検討 : 「片付けの実態」と「片付けの目標に関する意識」について
- PC070 片付け場面における保育者の実践知を規定する要因 : 保育者研修ビデオ視聴後の語りの分析
- 乳児期の絵本場面における母子の実物への指さしをめぐる研究
- 授業を見る、語る、研究する : 小学校算数「台形の面積」の授業を例にして(準備委員会企画シンポジウム3)
- 新しい「学び」のあり方を考える : 学校内外のフィールドから生成・成立する学び(自主シンポジウムC6)
- 授業を意味づける(自主シンポジウムG2)
- 子供たちの学習経験を問い直す : 見せかけの学力vs.自ら学び考える力(子供たちの学習経験を問い直す : 見せかけの学力vs.自ら学び考える力)
- 指定討論 : 伝え合う力が育つ中学校授業を支える構造(「伝えあう力」を育てる授業づくり-新教育課程における学習活動の創造-,V 日本教育心理学会創立50周年記念公開シンポジウムII)
- PE030 幼稚園から小学校への移行に関する縦断的分析(2) : 移行経験による保護者の認識の変化
- PE029 幼稚園から小学校への移行に関する縦断的分析(1) : 園文化から学校文化への子どもの移行経験
- ビデオ再生刺激法を用いた幼稚園・小学校教師の発達観の比較研究
- 教師の語りに用いられる語のイメージに関する研究 : 幼稚園・小学校比較による分析
- 130 保育者の「知的発達」に対する実践的イメージの検討 : ビデオによる多声的方法を用いて(口頭発表I(保育方法1))
- 日本の保育はどこへ向かうのか : 東洋と西洋の対話を通じて(大会準備委員会企画シンポジウムII)
- 083 ブックスタートプロジェクトにおける絵本との出会いに関する親の意識(2) : 4ヵ月時での親の読み聞かせに対する考えと行動
- PC25 読み聞かせを構成する保育者の思考と行動(6) : 読み聞かせ経験のある母親の視点からの検討
- 教育心理学研究における倫理上の諸問題(教育心理学研究における倫理上の諸問題)
- 学びの共同体の系譜 / フェミニズムのクロスロード(テーマ論文)(テーマ : 男女共同参画社会と学びの創造)
- 米中間選挙分析 自らの「成功」のツケを払わされたオバマ大統領
- 今、子どもの危機に保育はどう向き合うか
- PA72 アクションリサーチによる学級内関係性の形成過程(6) : 教室コミュニケーションにみるジェンダー
- PA71 アクションリサーチによる学級内関係性の形成過程(5) : 「割り込み」場面の分析から
- PA70 アクションリサーチによる学級内関係性の形成過程(4) : カンファレンスを通じての教師の関係性理解
- 教育心理学と教科教育の対話 :社会科
- 臨床としての保育を問う : 発達観の転換
- 本台形授業の魅力とジレンマ(授業を見る,語る,研究する-小学校算数「台形の面積」の授業を例にして-,準備委員会企画シンポジウム,I 日本教育心理学会第50回総会概要)
- 多声的エスノグラフィー法を用いた日独保育者の保育観の比較検討 : 語頻度に注目した実践知の明示化を通して
- 教育におけるケアリング
- 教師の実践的思考様式に関する研究 (2) : 思考過程の質的検討を中心に
- 教師の授業に関する実践的知識の成長 : 熟練教師と初任教師の比較検討
- 幼児教育の公共政策とその課題(対談,(1)講演・対談・シンポジウム等要旨,1.第57回大会の開催,平成16年度事業概要,1.日本保育学会の状況,第2部 保育の歩み(その2))
- 教育基本法成立の歴史的意味--戦後教育の象徴とその表象 (教育学の最前線)
- フィンランドの教育 (教育学の最前線)
- 教育学部・大学院の将来像--専門大学院の構想へ (大学改革)
- 子どもの喪失と消滅=問題の構図 (子どもの問題)
- エレン・ケイ--「児童の世紀」の虚構と現実
- 「学級王国」の崩壊としての「学級崩壊」(準備委員会企画シンポジウム2)
- ジェンダーとカリキュラム (ジェンダーと教育)
- イプセン (ジェンダーと教育)
- 教育改革における日本教育学会の役割(常任理事会企画・特別シンポジウム,発表要旨)
- R3.日本教育学会のあり方を考える(2)(ラウンドテーブル,発表要旨)
- 教育政策と教育学研究との対話 : 教育学は政策学たりうるのか(公開シンポジウムI,日本教育学会第66回大会報告)
- フィンランドの教育の優秀性とその背景--PISA調査の結果が示唆するもの (特集/なぜフィンランドの子どもたちは「学力」が高いか)
- 学力低下をめぐる政策と実践の迷走 (特集/基礎学力と習熟問題)
- 今日の日本に求められているカリキュラム改革 (特集/教課審と私たちのカリキュラム改革)
- 教師の実践的思考様式に関する研究(1) : 熟練教師と初任教師のモニタリングの比較を中心に
- 教育課程改革の課題 : カリキュラム開発のポリティクス : 公開と参加
- 教育課程改革の課題 : 教科の統合を中心に
- 学びの空間としての学校の再生 : 近・未来の学校像をさぐる
- 保育の実践研究における新しい方向の模索
- 学校教育のあり方を問う : 子どもにとって学校とは何か
- 今、現場の保育を変える上で何が問題か : 園を変え、実践を変え、自分を変えるための隘路を打開するために
- 教師と子どもの学びのプロセスへのアプローチ:教室からの教育心理学理論の構築
- 世界と日本の針路(23)子どもたちが主人公となって学び合う教育に。
- 学校見聞録(第29回)疾走する上海の授業改革
- 同僚性による教師の連帯と成長--学びの専門家として (特集 教師の教育力を高める)
- 学校見聞録(第32回)市ぐるみの学校改革の展望
- 学校見聞録(第31回)韓国における「学びの共同体」=改革の奔流
- 学校見聞録(第30回)東北地方の学校を訪ねて--復旧と復興への道
- 「ゆとり教育」では何も解決しない (特別企画 学校教育の可能性)
- 経緯とこれから 「大阪府教育関連条例」は教育に何をもたらすのか : 信頼の連帯の形成がたたかいの要 (特集 大阪「教育条例」を問う : 教育は誰のものか)
- 子どもの学びを支える授業改革へ (特集 子どもの学びを支える)
- 学び合う教室・育ち合う学校(第4回)疾走する中国における学校改革のヴァイタリティ
- 学校見聞録(第34回)授業研究の国際化の活況
- 学校見聞録(第33回)他校を参観することの大切さ
- 学び合う教室・育ち合う学校(第3回)
- 学び合う教室・育ち合う学校(第2回)
- 学び合う教室・育ち合う学校(新連載・第1回)
- 学校見聞録(最終回)学びの共同体の現在 : 15年目の浜之郷小学校
- 学校見聞録(第35回)子どもと教師と保護者が主人公の学校を訪ねて
- 学び合う教室・育ち合う学校(第7回)韓国における革新学校による改革ネットワーク
- 「学級王国」の崩壊としての「学級崩壊」(『学級崩壊』を考える)
- 学び合う教室・育ち合う学校(第8回)インドネシアにおける「学びの共同体」の改革
- 学び合う教室・育ち合う学校(第6回)燃える沖縄の学校改革
- 学び合う教室・育ち合う学校(第9回)燃える台湾の学校改革
- 世界に広がる注目の教育実践 「学びの共同体」とは何か? 「学びの共同体」が目指す学校改革のビジョン (特集 徹底研究! 世界に広がる注目の教育実践のすべて 学びの共同体式「どの子も伸ばす授業」のつくり方)
- 学び合う教室・育ち合う学校(第5回)始動する高校の授業改革