介護専門職のストレスの現状と課題 : 特別養護老人ホーム介護職員のストレス要因体験頻度の分析から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は,特別養護老人ホーム介護専門職のストレス要因となる事柄の体験頻度を分析し,ストレスの状況と程度を明らかにするとともに,ストレスへの対応のあり方について検討した。その結果,ストレス要因の体験頻度は,「介護的仕事」「事務的仕事」で多く,「家族に関すること」「職場内の人間関係」では少ないことが明らかにされた。このことから,業務内容の改善や職場環境の整備などの対応策を講じる必要性があること,および介護職員が抱えている悩みや不安などを職場内・外で相談が円滑にされるような受け皿づくりが必要であることが示唆された。
- 日本赤十字秋田短期大学の論文
- 2002-03-15
著者
-
佐藤 怜
秋田大学
-
高橋 美岐子
介護福祉学科
-
藤沢 緑子
介護福祉学科
-
佐藤 沙織
介護福祉学科
-
高橋 美岐子
日本赤十字秋田短期大学 看護学科
-
高橋 美岐子/藤沢
介護福祉学科/介護福祉学科/介護福祉学科/秋田大学
関連論文
- 日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科卒業生の就業状況と職業意識 : 卒業生の動向調査から(その2)
- 日常生活動作と対人関係能力からみた高齢者ケアのあり方に関する研究
- 特別養護老人ホームにおける介護職員の社会的スキルに関する研究
- 大学生の避妊および低用量ピルに関する意識
- 介護福祉学生の自己教育力に関する研究
- 介護専門職のストレスの現状と課題 : 特別養護老人ホーム介護職員のストレス要因体験頻度の分析から
- 高齢者介護と家族についての意識に関する一考察 : 介護福祉士養成校在学生への調査を通して
- 高齢者虐待問題と専門職の課題に関する考察
- 在宅介護に見られる高齢者虐待問題について
- 高校生の社会福祉活動に関する考察
- 日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科新入学生の意向調査〔第1報〕
- 日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科卒業生の在学中の学業への取り組み、教育・学生生活に対する満足度、および卒後の自己啓発 : 卒業生の動向調査から(その1)
- ターミナルケア教育における読後課題レポートの分析
- 介護福祉士養成の「ターミナルケア教育」に関する一考察
- 本学介護福祉学科卒業生の意識調査
- 実習指導における効果的な授業展開の一考察
- 戦後高等教育体制の地域的構造と機能に関する実証的研究(第3次報告書)--秋田大学の場合
- 戦後高等教育体制の地域的構造と機能に関する実証的研究(第2次報告)--秋田大学の場合
- 地方国立大学の機能に関する比較研究 : 地域住民からみた秋田大学(第5部会〔高等教育I〕)
- 戦後高等教育体制の地域的構造と機能に関する実証的研究(第1次報告書)--秋田大学の場合
- 本学卒業生に対する就職施設からの評価