日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科卒業生の就業状況と職業意識 : 卒業生の動向調査から(その2)
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概要
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本研究では、本学介護福祉学科卒業生の現在の就業状況、職業意識や直面している課題を把握することを目的とし、第1期生から第9期生までの卒業生を対象に質問紙調査を行った。234名から回答が得られ、以下のことが明らかになった。1. 234名中202名(86.3%)が介護・福祉関係の仕事に従事しており、そのうち9割が秋田県内で就業している。また、高齢者を対象とした介護施設が全体の9割を占めている。2.介護・福祉関係の仕事に従事している卒業生では、利用者の笑顔に喜びを感じ、仕事を通じて人間的に成長したと感じている人が多い一方、専門職として社会的に認められていると感じている人は少なかった。3.現在の仕事については全就業者の39.7%が満足しているが、給与について満足している人は21.0%であった。また、職業継続意識については10.7%が継続に迷いを感じていた。
著者
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藤沢 緑子
日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科
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高橋 美岐子
日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科
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佐藤 考司
日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科
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村上 照子
日本赤十字秋田短期大学介護福祉学科
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村上 照子
日本赤十字秋田短期大学 看護学科
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村上 照子
日本赤十字秋田短期大学
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高橋 美岐子
日本赤十字秋田短期大学 看護学科
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高橋 美岐子
日本赤十字秋田短期大学
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