介護福祉士養成の「ターミナルケア教育」に関する一考察
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概要
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本研究は、全国の介護技術担当教員を対象とした「介護福祉士養成におけるターミナルケア教育の現状」に関する調査結果をもとに考察したものである。調査の結果、回答が得られた175すべてにおいて、何らかの形で「ターミナルケア教育」は実施されているが、その内容、時間数はさまざまであり、教員の授業に対する満足度は低い傾向にあった。「ターミナルケア教育」の重要性を認めながらも、現行カリキュラムにおける限界が大きいことも指摘され、この状況下で効果的授業をどう構築していくのか検討課題である。また、体系化も視野に入れた、ターミナルケア教育の充実が求められることが示唆された。
- 日本赤十字秋田短期大学の論文
- 2003-03-15
著者
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