沖縄県宮古島のリュウキュウマツ枯死木およびマツノマダラカミキリからの Bursaphelenchus 属線虫検出調査
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概要
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沖縄県宮古島で多発するリュウキュウマツ枯損被害にマツ材線虫病が関与しているかどうかを明らかにするため, 枯死木材片と枯死木から羽化脱出したマツノマダラカミキリ成虫からのマツノザイセンチュウの検出を試みた。2002∼2004年にかけて島内各所で採取した796の材片試料からマツノザイセンチュウは検出されなかった。また, 調査した115頭のマツノマダラカミキリ脱出成虫はマツノザイセンチュウを保持していなかった。これらの結果は宮古島での近年のリュウキュウマツの枯死が材線虫病によるものではないことを示す。島南西部で採取した材片試料から, 沖縄県では初確認となるニセマツノザイセンチュウが検出された。
- 2010-02-01
著者
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中村 克典
森林総合研究所東北支所
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中村 克典
独立行政法人森林総合研究所東北支所
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秋庭 満輝
独立行政法人森林総合研究所
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相川 拓也
独立行政法人森林総合研究所東北支所
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小坂 肇
独立行政法人森林総合研究所九州支所
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伊禮 英毅
沖縄県森林緑地課
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喜友名 朝次
沖縄県森林資源研究センター
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秋庭 満輝
森林総研九州
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相川 拓也
(独)森林総合研究所
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中村 克典
森林総研九州
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中村 克典
広島大学総合科学部自然環境研究講座:(現)森林総合研究所九州支所
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