TRH analog(DN-1417)のLennox症候群における治療効果
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概要
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最近注目されているneuropeptideのひとつにTRH analog, DN-1417がある。このTRHanalogはTRHに比べて中枢作用が強力で, 内分泌作用が軽微であり, 抗けいれん効果を有するとの報告もある。今回, われわれは3例のLennox症候群にDN-1417 0.5〜1.0mgを1日1回, 筋注で14日間連続投与した。DN-1417は臨床発作の抑制, 脳波の改善および, 行動・情動障害など非発作性臨床症状の改善を示し, 治療効果を認めた。この治療効果はDN-1417投与終了後も長期間持続した。副作用および随伴症状は認めなかった。
- 日本てんかん学会の論文
- 1983-05-31
著者
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