運動負荷ABI試験における1分間歩行の診断精度
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概要
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要 旨:運動負荷ABI試験における1分間歩行の診断精度は不明である。そこで57例(114肢)のPADが疑われた患者に5分間と1分間歩行を用いた運動負荷ABI試験を実施し,CT angiographyの所見と比較検討した。両試験の感度はともに78.8%で,特異度は5分が100%,1分が93.8%であった。1分間歩行の診断精度は5分間歩行と比較すると劣ることがなくPADの診断に有用である。
著者
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海老根 東雄
小田原循環器病院
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露木 和夫
小田原循環器病院
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二宮 健次
小田原循環器病院
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大関 泰宏
小田原循環器病院
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渡邉 紳一
神奈川工科大学ロボット・メカトロニクス学科
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田村 進
小田原循環器病院
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村瀬 俊文
小田原循環器病院
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熊谷 賢太
小田原循環器病院
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森木 直哉
小田原循環器病院
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河乃 建仁
小田原循環器病院
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横内 到
小田原循環器病院
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矢崎 義行
小田原循環器病院
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