ガスクロマトグラフィーによるアレスリン,フタルスリンの幾何異性体の分析 : 農薬および関連化合物の分析に関する研究(第9報)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
ガスクロマトグラフィーにより,アレスリンおよびフタルスリン中の幾何異性体を分離することを試み,装置に水素炎イオン化型検出器を装着したガスクロマトグラフを,カラムに長さ2m,内径3mmのガラスカラムを,カラム充てん剤にシリコンDC QF-1を5%含浸したクロモソルブWを用いて,それぞれ<I>dl</I>-トランス型と<I>dl</I>-シス型を分離できた.また,標準混合試料について検討し,クロマトグラムの面積比からトランス-シス比を正確に分析できることを確認した.工業用アレスリンおよびフタルスリンは,いずれもトランス型:シス型は約80:20であった.
社団法人日本分析化学会の論文

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク