構成的グループ・エンカウンター導入による他者からの受容感の変容

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概要

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小学校４年生１クラス児童22名を対象にして授業時に構成的グループ・エンカウンターを計画的に導入し、友達からの受容感と学校適応感に及ぼす効果を検討した。グループ・エンカウンターを導入する前、導入中、導入後に友達からの受容感尺度と学校適応感調査を実施した。その結果、友達からの受容感はグループ・エンカウンターのセッションが進むに伴って高くなっていった。また、学校適応感については、セッションが進むにつれて「学校が楽しい」と回答した児童の数が増えた。以上の結果から、学級の特性を踏まえてセッションを設定した計画的なブル-プ・エンカウンターの導入は、友達づくりを促進し、その結果として友達からの受容感を高め、学校への適応感を高めるように作用したと結論できる。
奈良教育大学教育学部附属教育実践総合センターの論文
2002-03-31

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