自然素材を活かした幼児の感性を高める保育実践の研究 -土・砂との触れ合いを中心に-
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概要
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幼稚園にとって砂場や土山はごく一般的な存在であり、土や砂を活かした保育実践はごく一般的に見られるものである。それだけに、保育に関わる援助のあり方や実践記録の検討などが十分になされない場合もある。奈良教育大学附属幼稚園では土や砂を活かした保育は戸外における取り組みのひとつとして重要な位置を占めているが、2001年度に『教育課程』を作成以降は、これらに焦点化した保育実践の研究は行ってこなかった。そこで、本研究では、幼児の感性や意欲を高めることをめざし、自然素材としての土や砂を活かした保育実践を試み、援助のあり方、保育に使用した土や砂の地学的特性の分析、教育課程の見直し、という3つの観点から考察を加えた。その結果、保育者の援助が効果を発揮し幼児の感性や意欲が育っていることが保育記録から読み取れると同時に、『教育課程』には多分に改善の余地もあることが明らかになった。
- 奈良教育大学教育学部附属教育実践総合センターの論文
- 2007-03-31
著者
-
平賀 章三
奈良教育大教育
-
前田 喜四雄
奈良教育大学教育学部附属自然環境教育センター
-
前田 喜四雄
奈良教育大学教育学部付属自然環境教育センター
-
前田 喜四雄
Npo法人東洋蝙蝠研究所
-
前田 喜四雄
奈良教育大学
-
Maeda Kishio
Department Of Anatomy Gifu College Of Dentistry
-
Maeda Kishio
Center For Natural Environment Education Nara University Of Education
-
平賀 章三
奈良教育大学地学教室
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