MPEG-AACを用いた22.2マルチチャネル音響の符号化
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概要
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マルチチャネル音響をMPEG-2あるいはMPEG-4 AAC(Advanced Audio Coding)のLC(Low Complexity)プロファイルを用いて符号化する場合には、単一チャネル符号化とチャネルペア符号化をどのチャネルに振り当てるかが問題となる。従来は、正中面にあるチャネルについては単一チャネル符号化、それ以外のチャネルは左右対称位置のチャネルをペアにして符号化するのが一般的であった。本研究では、このような符号化方式の妥当性を確かめるため、22.2マルチチャネル音響コンテンツを用いて主観評価実験を行った。また、チャネル間相関を用いて自動的にチャネルペアを形成するアルゴリズムを開発し、同コンテンツに適用したところ、左右対称位置のチャネルがチャネルベアとして選択されることが多いという結果を得た。
- 2013-07-11
著者
-
杉本 岳大
NHK放送技術研究所
-
杉本 岳大
Nhk放送技研
-
安藤 彰男
NHK放送技術研究所テレビ方式研究部
-
安藤 彰男
NHK放送技術研究会
-
入江 健介
NHK放送技術研究所テレビ方式研究部
-
杉本 岳大
NHK放送技術研究所テレビ方式研究部
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