ブロックごとの出力信号無相関化に基づく非定常信号のブラインド信号分離
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概要
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特定の音源を、ブラインド信号分離を用いて、周囲雑音から分離するマイクロホンシステムの研究を進めている。非定常信号のブラインド信号分離については、ニューラルネットを用いた松岡らの方法が知られており、全ての時刻で出力信号を互いに無相関化することにより信号分離可能であることを示している。本稿では、非定常な源信号に対して、出力信号を一定時間のブロックごとに分割し、各ブロックごとに、出力信号を互いに無相関化する分離行列の集合を求める方法を提案する。さらに、これらの分離行列集合の共通部分が、ブロック数の増加とともに、信号を真に分離する解に収束することを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-09-13
著者
-
安藤 彰男
NHK放送技術研究所
-
岩城 正和
N H K 放送技術研究所
-
岩城 正和
NHK技術局
-
岩城 正和
NHK放送技術研究所立体映像音響
-
安藤 彰男
工学院大学 情報学部
-
岩城 正和
NHK放送技術研究所
-
安藤 彰男
NHK放送技術研究会
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