2016 フライアッシュを多量に用いた硬化体の基本特性(混和材料)
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概要
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セメントおよびフライアッシュを最適含水比に近い水粉体比で練混ぜると練上り時は湿気のある粉体の状態であるが,振動を与えると流体に性状が変化し,締固めが可能となることを利用して製造した硬化体の硬化過程および硬化後の基本特性を調査した。フライアッシュの多量使用にもかかわらず,ブリーディングはほとんど発生せず,また,実用上問題のない凝結特性,強度発現性を有していることが明らかとなった。なお,骨材を使用していないこと,低水粉体比であることから,断熱温度上昇特性および圧縮強度と他の物理的特性の関係は,一般的なコンクリートと異なることが明らかとなった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1998-06-30
著者
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