女性高齢者における脊柱弯曲角度と身体諸機能・転倒歴の関連性
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概要
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【目的】女性高齢者の脊柱部位別弯曲角度と身体諸機能,転倒歴の関係を検討した。【方法】対象は42名,平均年齢78.0歳であった。部位別弯曲角度は脊柱の全体傾斜角,胸椎後弯角,腰椎前弯角,仙骨傾斜角を計測した。身体諸機能は5m最大歩行速度,timed up and go test(TUG),片脚立位保持時間,modified gait abnormality rating scale(GARS-M), Japanese physical performance test, motor fitness scale, fall efficacy scale(FES)を評価し,転倒歴は過去1年間で把握した。【結果】全体傾斜角,腰椎前弯角は身体諸機能と有意に相関があり,年齢や身長,体重,脊椎疾患の調整後には全体傾斜角が5m最大歩行速度,TUG,GARS-M,FESと,腰椎前弯角はTUG,GARS-M,FESと有意に相関を示した。転倒歴には胸椎後弯角が有意に関連した。【結論】全体傾斜角と腰椎前弯角は歩行機能や転倒への不安と,胸椎後弯角は転倒歴と有意に関連した。
- 2013-12-20
著者
-
二瓶 健司
三春町立三春病院
-
齋藤 圭介
吉備国際大学
-
斉藤 圭介
吉備国際大学 保健科学部理学療法学科
-
斎藤 圭介
津軽保健生協健生病院
-
原田 和宏
吉備国際大学保健科学部理学療法学科
-
原田 和宏
吉備国際大学 保健科学部理学療法学科
-
小林 まり子
医療法人社団思誠会 渡辺病院
-
原田 和宏
吉備国際大学大学院保健科学研究科
-
齋藤 圭介
岡山県立大学保健福祉学研究科保健福祉学専攻
-
二瓶 健司
三春町立三春病院リハビリテーション科
-
原田 和宏
吉備国際大学 保健福祉研究所
-
小林 まり子
医療法人社団思誠会渡辺病院リハビリテーション科
-
齋藤 圭介
吉備国際大学大学院保健科学研究科
-
二瓶 健司
財団法人星総合病院リハビリテーション科:東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野
-
福田 敦美
財団法人会田病院リハビリテーション科
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