海洋における衛星通信利用の現状と展望 : 広帯域海洋観測ネットワークの実現にむけて(移動衛星通信,放送,誤り訂正,無線通信一般)
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概要
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海洋は全地球の面積の3/4を占めており、人間が放出する二酸化炭素の約30%を吸収する。海水の熱容量は大気の数千倍であり、地球環境の安定と変動に重要な役割を果たしている。また海底には莫大な未開発の鉱物資源が眠っている。一方で海洋は時として大地震・大津波を引き起こす。このように海洋と人類は大きな係わりを持っている。人類の持続的発展を維持するためには、その実態を正確に把握し、適切に利用することが重要である。しかし海洋は広大な上、膨大な海水に覆われているため、アクセスは難しく、観測も容易ではない。広帯域通信網も陸上に比較して整備が格段に遅れている。海洋観測を通じてその本質を理解し、利用するためには、海洋における広帯域通信ネットワークをまず整備していくことが重要である。本講演では海洋における衛星通信利用の現状を紹介し、将来の展望を述べる。
- 2012-08-23
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