2.震災時における消防部隊の初期出場方式の違いによる延焼抑制効果の比較分析
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概要
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We have been developing a real time simulation system as the useful tool for decision-making in setup of strategy of emergency operational plan of fire brigades against simultaneous multiple fires following an earthquake. This system produces the information for supporting fire-fighting activities such as prompt prediction of fire spread at a certain future period, required fire engines and water supply for controlling fires, and an optimum fire-fighting operation with existing resources based on the data of real time simulation of fire spread and also fire brigades' operation. In this paper, we present the results and discussion from the case study, in which the system was applied to Kawsaki city near Tokyo as an object region to do the comparative analysis of mitigation effect of fire spread potential by initial turn-out system of fire brigades against post-earthquake fires. The results shows that the there is no distinct difference in reducing the risk of fire spread of post-earthquake fires between the two turn-out systems of the sequential dispatch of fire engines on demand basis and the dispatch all at once after some waiting time.
- 地域安全学会の論文
- 2009-11-00
著者
-
関澤 愛
東京大学大学院
-
座間 信作
独立行政法人消防研究所
-
杉井 完治
総務省消防庁消防大学校消防研究センター
-
遠藤 真
日本電信電話株式会社nttサイバースベース研究所:(現)nttレゾナント株式会社
-
関沢 愛
東京大学消防防災科学技術寄附講座
-
座間 信作
消防研究センター
-
遠藤 真
総務省消防庁消防大学校消防研究センター
-
山瀬 敏郎
(財)消防科学総合センター
-
佐々木 克憲
(株)応用地質
-
座間 信作
総務省消防庁 消防研究センター火災災害調査部
-
関沢 愛
東京理科大学大学院国際火災科学研究科
-
杉井 完治
総務省消防庁消防大学校 消防研究センター
-
遠藤 真
総務省消防庁消防大学校 消防研究センター
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