知的照明システムにおける照度センサの位置推定を用いた消費電力の削減(オフィスインフォメーションシステム,e-ビジネスモデリング)

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概要

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我々は個々の場所に個々の明るさを省電力で提供できる知的照明システムの研究を行っている.個別照度環境を省電力で実現するため,各照明と各照度センサとの距離関係を表す影響度が必要である.また,その影響度を動的に把握することで,このシステムは照度センサの移動(ユーザの移動)に対応できる.一方,照度センサの移動を考慮しない場合,照度センサ(ユーザ)への影響度が低い照明を消灯できる.その結果,更なる省電力が図れる.しかしながら,照明の消灯(省電力性の向上)と照度センサの移動は両立することはできない.この問題を解決するため,本研究では点灯している照明を用いて照度センサの位置を推定する新たな制御アルゴリズムを提案する.これにより,照度センサの移動に対応でき,かつ照度センサへの影響が少ない照明を消灯することができる.オフィス環境を模擬した環境下で実験を行い,ユーザが要求する照度を更に省電力で実現することができることを示した.
2012-10-01

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