四国中南部の低山帯天然林における冬季の鳥類相の特徴
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概要
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四国の低山帯の天然林5か所において,1998年から2001年の冬季の鳥類相を調べて,生息種リストを作成し,鳥類相の特徴を解析した。確認された鳥類は21科41種であり,1調査地での出現種数は17種から30種であったが,調査地ごとの推定総種数は21種から39種であり,そのうちの6割ないし8割強が把握されたものと推定した。広葉樹天然林では種子食者,果実食者や低木層利用者が多かったが,一方,高齢級の針葉樹天然林では昆虫食者や樹幹部利用者が多いことが明らかになった。
- 応用森林学会の論文
- 2002-09-30
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