カシノナガキクイムシの寄主からの臭いに対する反応の予備調査
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概要
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様々な処理を施したコナラとミズナラの丸太に誘引された養菌性キクイムシ類を,丸太を入れたゲージ外部に取り付けた粘着紙で捕獲した。カジノナガキクイムシは伐採後20日間放置した丸太を斧で4つに縦割りしたもので雄がやや多く捕獲された。しかし,これ以外のナラ類病原性未同定菌を接種した丸太を含む全ての丸太に誘引されなかった。他のキクイムシ類はオートクレーブ処理した丸太で多かった。このことから,カジノナガキクイムシの寄主からの臭いに対する反応は他のキクイムシ類と異なると考えられた。
- 応用森林学会の論文
- 2001-09-30
著者
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