統合カリキュラムにおける地域看護学実習の学習成果と課題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
【目的】本学の地域看護学実習の学習の成果と課題の明確化を目的として、学生126人の実習記録・課題レポート・カンファレンス発表結果の内容から学生の目的・目標の到達度を分析した。【結果および考察】本学の地域看護学実習に関しての実習目的・目標は、ほぼ達成できていた。課題としては、1在宅看護実習では、看護過程の展開や在宅看護技術の獲得が難しい2ヘルスケアシステムを含めて地域看護管理の視点が弱い3健康増進や予防といった疾患を持たない健康な人への看護活動をイメージした上で実習に望むことが困難、ということが明らかになった。【今後の取り組み】1在宅看護論での技術の獲得のための実習時期の検討2在宅・病院・施設・地域での看護職の役割や連携のとりかた、地域に存在する関係機関の役割とネットワークといった地域看護管理の視点を強化するための関連施設の実習の導入3各論実習の前に健康な人々とふれあえるような場の提供、である。
著者
-
中世古 恵美
関西看護医療大学看護学部地域老年看護学
-
魚里 明子
関西看護医療大学看護学部地域老年看護学
-
森田 智子
関西看護医療大学看護学部地域老年看護学
-
神山 幸枝
関西看護医療大学看護学部地域老年看護学
-
森田 智子
関西看護医療大学看護学部地域老年精神看護
-
神山 幸枝
関西看護医療大学看護学部老年看護学
-
魚里 明子
関西看護医療大学看護学部地域老年精神看護
-
中世古 恵美
関西看護医療大学看護学部地域老年精神看護
-
森田 智子
関西看護医療大学看護学部地域看護学
-
魚里 明子
関西看護医療大学看護学部地域看護学
-
魚里 明子
関西看護医療大学看護学部地域・在宅看護学領域
-
森田 智子
関西看護医療大学看護学部地域・在宅看護学領域
関連論文
- 進化する慢性病看護(第23回)慢性病を持ちながら,地域で生活している人々への支援
- 各論:看護の新たな展開 「爪のケア」技術の実際 実践編 (特集 看護の盲点・血液のポンプ機能を果たす爪のケア技術入門)
- 市・大学協働による平成19年度「生活習慣病予防のための個別支援事業(国保ヘルスアップ事業)」実践の成果と課題
- 大学とP市の協働による「生活習慣病予防のための個別支援事業(国保ヘルスアップ事業)」を実践した保健師の経験
- 統合カリキュラムにおける地域看護学実習の学習成果と課題
- A町内会の高齢者の老人力(知恵・経験・技)に関する実態調査-県民運動実践活動より-
- 終末期患者・家族に関わる看護師の葛藤に関する文献研究
- Q市における「平成19年度国保ヘルスアップ事業」参加者の生活習慣-改善がみられなかったB地区参加者に焦点を当てて-
- Q市における「平成19年度国保ヘルスアップ事業」参加者の生活実態調査-セミナー6か月後の生活実態と行動変容の継続状況-
- Q市における在宅高齢糖尿病者のセルフケア
- 床上臥床状態にある患者への看護技術「陰部洗浄」に関する学習教材の状況
- 健康生成論に基づいた「健康に生き抜く力」の概念に関する研究-概念モデル抽出のための文献検討-
- P市県民交流広場参加者の保健行動と健康意識の実態調査
- 5歳女児と家族のインタラクション
- 認知症高齢者と生活する家族の認知症に対する認識-1事例の面接調査結果をとおして-