旧境界線の空間データ化の試み
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
歴史研究の場において不可欠な地理情報として旧境界 (旧国境,郡界,村界) が挙げられる。旧境界線は地方史誌などに掲載された地図から知ることが出来る。それら地図の作成に当たっては現行の境界線や地形が参照されたと考えられ,現行の地図が下図に使用されたと推定できる.本稿では現行地図が下図になっていると考えられる旧境界線地図を対象に旧境界線の空間データ化手法を提案する.提案の手法に従ったシステムを構築し,兵庫県史に添付されている元禄期・摂津国所領配置図に描かれた旧境界線を対象とした空間データ化を試行する。
- 2009-05-16
著者
関連論文
- 『輯製20万分1図』データの活用に関する一考察
- 江戸時代における人口移動分析システム構築に向けて
- リレーショナルデータベースシステムにおける連想検索機能
- 文化伝播におけるモデル構成(4) : 中継効果の数理的検討
- 伝播負担関数による文化の伝播路の抽出
- 文化伝播におけるモデル構成
- 連想記憶モデルによる土器図形の復元シミュレーション
- 連想記憶モデルを用いた土器復元図形作成の試み
- 可視判定による弥生集落遺跡分布の一考察
- GISによる古代遺跡の地理的分布解析
- 旧境界線の空間データ化の試み
- 遺伝的アルゴリズムを用いた非階層的クラスタリング
- クラスタ分割への遺伝的アルゴリズムの適応
- 遺伝的アルゴリズムを用いたクラスタリング
- 古代ノロシ通信路の探索
- 分布地図作成支援システムの構築 : 既存データの活用をめざして
- 集落遺跡間の文物移動流のモデル化に関する一考察 (人文科学とコンピュータ)
- 3次元地形データを用いた考古学的仮説の実験的検討 (人文科学とコンピュータ)
- WWWによる考古学データベースの発信
- 総合距離尺度を用いた構造的クラスタ分割
- 総合距離尺度を用いたクラスタリングの従来手法との比較実験
- 地理情報処理を用いた考古学的仮説の検証
- 総合距離尺度によるクラスタ分割 (CLAIM 法)
- 4次元歴史空間システムの構成
- 遺伝的アルゴリズムによるクラスター分割
- 遺跡配置にもとづく中心推定モデル
- SIG CHと第7回技術予測調査