分布地図作成支援システムの構築 : 既存データの活用をめざして
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概要
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分布地図の作成作業は、人文系の諸分野において基本的な研究活動のひとつに挙げられる。パーソナルコンピュータの普及、操作性の向上により、人文系分野におけるデータの蓄積、管理もコンピュータの使用が日常的なった。一方、地図の電子化が進み、地図画像を簡単に扱える環境にある。しかしながら、分布地図の作成に当たっては、地図が電子化されたものに変わった以外、依然、基本的には一点一点を示す手作業で行われている。本研究では、すでに蓄えられた位置情報(緯度・経度)を含む人文系のデータを極力、変更することなく、分布地図の作成を支援するシステムの開発構想及び構築について報告を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-05-27
著者
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