多クラス早期認識ブースティング法(一般,顔・人物・ジェスチャ・行動)
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概要
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ジェスチャ認識のような時系列シーケンスの認識においては、応用によりシーケンスの終了を待たずにできるだけ早く認識結果を出すことが要求される。この問題は早期認識の問題と呼ばれ、内田らによって提案されたブースティング的解法が効果的であることが知られている。しかし、内田らの方法は2クラス識別手法であるため、例えば音声語彙認識などの多クラス識別問題への応用が困難であった。そこで我々は内田らの手法を多クラスへと拡張した多クラス早期認識ブースティング法を考案した。提案手法は簡潔に定式化可能であり、さらにその計算量はクラス数に対して線形で抑えることが可能である。自動車内の運転者行動認識をタスクとした実験を行い、提案手法の有効性を示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2010-03-08
著者
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坂野 鋭
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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坂野 鋭
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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坂野 鋭
(株)nttデータ技術開発本部
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坂野 鋭
(株)nttデータ
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坂野 鋭
株式会社nttデータ
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石黒 勝彦
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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石黒 勝彦
東京大学大学院情報理工学系研究科
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澤田 宏
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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澤田 宏
日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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坂野 鋭
日本電信電話(株)コミュニケーション科学基礎研究所
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坂野 鋭
Nttデータ通信株式会社
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坂野 鋭
株式会社nttデータ情報科学研究所
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坂野 鋭
(株)nttデータ マルチメディア技術センタ
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澤田 宏
Ntt研究所
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坂野 鋭
NTTデータ通信株式会社 情報科学研究所
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