自己教育力育成と向上をめざした
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概要
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小児看護援助論における小児看護技術演習において,自己教育力の向上を意識し,グループワークをとりいれた授業展開を行っている.学生が演習課題を達成する過程において得た学びについて調査した.具体的にはその学びの内容からさらに,自己課題を明確化し,その自己課題達成についての対処行動をとることが出来ているかどうかについて検討した.結果,<演習過程における学び→新たな自己課題の明確化→新たな自己課題達成に向けた学習行動>がとれている学生が多く見られたことが分かった.またグループワークにおける課題として取り入れたプレゼンテーションとリーダー体制によるロールプレイが学生にとっては,責任感を引き出す要因となり,より深い学習を行うきっかけとなっていることが分かった.課題達成型学習は自己課題を明確化しやすく,自己教育力の向上につながる示唆を得た.
- 2010-05-31
著者
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