新カリキュラムにおける在宅看護実習の方向性について
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概要
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平成21 年度からの新カリキュラムの実施は,基礎教育と卒業後の教育の連続性を位置づけるものであり,とくに卒業時の到達目標を明らかにするものである.また生活者の視点で人々の健康支援を考えることも含まれている.筆者注1 )は,在宅看護担当者として当カリキュラムの考え方を先取りした実習方法で行った学生に対し,アンケート調査を行った.実習施設別に学習目標を掲げ,学生の自己評価により理解度を確認した.6 割以上の学生に実習の到達度(理解できた)がみられたが,理解度が十分でない学生もあり,課題を残した.実習施設の選択はカリキュラムの意向に沿っており,問題はみられなかった.今後学習内容を吟味・検討し,学生が有効な学習が得られるよう再検討することが必要である.
- 2010-05-31
著者
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江頭 典江・磯邉
京都市立看護短期大学
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磯邉 厚子
京都市立看護短期大学
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江頭 典江・豊田久美子・岡本寿子・高橋
京都市立看護短期大学
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磯邉 厚子
京都市立看護短期大学看護学科
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江頭 典江
京都市立看護短期大学
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