女子学生の骨密度と食生活(第1報)
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概要
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女子学生16名を対象に,骨密度正常群と低群における身体状況,栄養摂取状況調査,食生活・運動・習慣等に関するアンケート調査を実施し,調査期間中,低群には栄養・運動指導を行ったところ,次の結果を得た。1)身体状況の変化は,両群ともに体脂肪率,BMIが減少した。2)骨密度の変化は,全体で増加が認められたが,低群では増加,正常群では減少が認められた。3)骨密度測定前後を比較すると,両群ともにたんばく質,カルシウム,ビタミンB_1,ビタミンB_2の摂取量増加が認められた。乳類摂取量は,両群ともに増加が認められた。4)カルシウム摂取量は骨密度測定前後ともに,両群について所要量を充たしていない。5)乳類の摂取頻度は学齢が進むにつれ少なくなっていた。6)運動について「好き」・「実践している」と回答したものは正常群に多くみられた。アンケート調査後の低群に対する聞き取り調査では,ほとんどの者が運動を実践していた。7)理想体重より算出したBMI評価は,「やせ」に該当する者が多く,やせ願望の強さが伺えた。
- 釧路短期大学の論文
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