女子学生の食生活 : 食生活とカルシウム(創立三十周年記念号)
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概要
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女子学生74名を対象に,平日と休日におけるカルシウム充足群と不足群における栄養摂取状況とカルシウム摂取量別食生活調査を実施し,次の結果を得た。1)カルシウム充足者は平日10.8%,休日22.9%であった。2)栄養素等摂取状況は全体でカルシウム,鉄,ビタミンAが所要量に対して低値であったが,カルシウム充足群では蛋白質過剰を除いてはぼ所要量を満たしていた。3)食品群別摂取状況は,充足群ではカルシウム摂取に寄与する食品である乳類,豆類,魚介類,海草類の摂取量が不足群よりも高かった。4)カルシウムに関する知識は摂取量間に差はなかった。5)カルシウム摂取量の高い群では牛乳の摂取量が低い群より,有意に高かった。
- 釧路短期大学の論文
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