幾つかの画像処理問題を用いたGPUとFPGAの性能比較(リコンフィギャラブル応用)
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概要
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画像処理を目的とする多くのアプリケーションには,高い並列性が内在する.これらの問題においてFPGAはその低い動作周波数にも関わらず,多くの処理を並列に実行することにより高い性能を示してきた.最近のマイクロプロセッサにおいても,改良されたSIMD命令をサポートするマルチコアを使用することにより並列性を利用したプログラミングを行うことができるようになった.近年のGPUは非常に多くのコアを備えており,多くのアプリケーションにおいて高い性能を発揮する可能性を持っている.FPGA,GPU,CPU,それぞれのプログラミングツールは改良されてきてはいるが,これらのプラットフォームにおいて高い処理性能を得ることはいまだに困難である.本論文では,FPGA,GPU,CPUにおいて,2次元フィルタ,ステレオビジョン,k-meansクラスタリングの3つの問題を実行,比較し,それぞれの問題においてどのプラットフォームが最も有効であるかを明らかにする.
- 2009-05-07
著者
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