複数の計算量仮定を組み込んだメタ帰着技法による安全性解析 : ElGamal暗号の場合
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概要
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単一鍵素因数分解問題に基づく暗号・署名系の安全性を解析する手法としてメタ帰着技法が知られている.既存の研究では,メタ帰着技法をある1つの計算量的仮定の下でのみ用いて安全性解析を行っていた.本稿では,メタ帰着を用いた解析において,複数の計算量的仮定を用いることで,1つの仮定のみを用いた場合よりも厳密な解析が行える場合を示す.具体的な例として,ElGamal暗号方式の安全性をComputational Diffie-Hellman問題Decisional Diffie-Hellman問題,Strong Diffie-Hellman問題の下で解析を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-09-05
著者
-
太田 和夫
電気通信大学情報通信工学科
-
川合 豊
電気通信大学情報通信工学科
-
太田 和夫
電気通信大学
-
太田 和夫
電気通信大学大学院情報理工学研究科総合情報学専攻
-
太田 和夫
電気通信大学大学院情報理工学研究科
-
太田 和夫
電通大
-
川合 豊
東京大学
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