連鎖する複数業者との個人取引におけるプライバシー保護方法(その2)(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会)
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概要
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電子商取引では,通常,利用者から必要以上の個人情報の提供を業者(例えば,商店)が強制する.また,この個人情報の扱いで,漏洩や目的外利用の問題が生じる.この問題の回避のため,個人情報を用いない電子商取引の方式が各種提案されている[4],[5],[7].これらの方式の中では,[7]の方式が署名生成の効率がもっとも良い.しかし,業者が結託すれば,利用者が注文した業者間の関連が漏洩する.本稿では,ブラインドFiat-Shamir法をベースとする認証方式を構築する.この結果,たとえ,業者が結託しても利用者の商取引の流れを他者が捕捉することができなくなる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-03-09
著者
-
太田 和夫
電気通信大学情報通信工学科
-
森田 光
電気通信大学情報システム学研究科情報システム運用学専攻
-
森田 光
NTT情報流通プラットフォーム研究所
-
森田 光
電気通信大学大学院情報システム研究科:nttサービスインテグレーション基盤研究所
-
太田 和夫
国立大学法人電気通信大学電気通信学部情報通信工学科
-
菅野 哲
電気通信大学大学院情報システム研究科
-
太田 和夫
電気通信大学
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