PINを用いるアルゴリズム的耐タンパ認証装置の再考(その2)
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概要
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GennaroらはPIN認証を行うアルゴリズム的耐タンパデバイス(ATP device)の概念を導入し,認証の誤り回数を数えるカウンタ装置の構成を与えた.我々はSCIS2008において,連続する認証失敗回数を数えるカウンタ装置を提案したが,この方式はより安全なメモリ領域(read-proofかつtamper-proof)を利用していた.本稿は,連続する認証失敗回数を数え,かつ,より安全なメモリ領域を使用しない2つのカウンタ装置の構成を与える.提案する装置の安全性は,帰着を用いたシミュレーションによる署名ではなく,具体的だが網羅的と思われる攻撃の成功確率を評価することにより保証される.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-05-09
著者
-
太田 和夫
電気通信大学情報通信工学科
-
太田 和夫
国立大学法人電気通信大学電気通信学部情報通信工学科
-
駒野 雄一
(株)東芝 研究開発センター コンピュータ・ネットワークラボラトリー
-
新保 淳
(株)東芝研究開発センター
-
新保 淳
株式会社東芝研究開発センターコンピュータ・ネットワークラボラトリー
-
三宅 秀享
(株)東芝研究開発センターコンピュータアーキテクチャ・セキュリティラボラトリー
-
太田 和夫
電気通信大学大学院情報理工学研究科総合情報学専攻
-
駒野 雄一
(株)東芝研究開発センターコンピュータアーキテクチャ・セキュリティラボラトリー
-
太田 和夫
電通大
-
駒野 雄一
(株)東芝
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