実物体とその二次元画像に対する大きさ知覚の比較(一般セッション,コミュニケーション・共生及び一般)
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概要
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We often have an impression that perceived size (aspect ratio) of a real three-dimensional object is different from that of the two-dimensional picture of the object. In this research, we quantitatively measured this difference in perceived sizes of 3D and 2D representations of an object and discussed the cause of the difference if the effect would really exist. Observers adjusted horizontal size of the stimulus picture presented on a display to mach the apparent size of the original real object. The shape of the stimulus object was flat, concave or convex. The results showed that the perceived size of 2D image was different from that of 3D object at 185cm of viewing distance when viewing binocularly. Perceived horizontal size of 2D image was enlarged relative to that of 3D object. In addition, this effect decreased when viewing monocularly. These results indicated that existence of half occluded region which arises in binocular viewing, has an important role in this difference between perceived sizes of 2D image and 3D object.
- 2008-05-05
著者
-
水科 晴樹
東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報システム専攻
-
金子 寛彦
東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報システム専攻
-
水科 晴樹
株式会社国際電気通信基礎技術研究所メディア情報科学研究所
-
浅野 拓也
東京工業大学総合理工学研究科
-
金子 寛彦
東京工業大学大学院総合理工学研究科
-
金子 寛彦
東京工業大学物理情報システム専攻
-
浅野 拓也
東京工業大学 物理情報システム専攻
-
南 明宏
東京工業大学 物理情報システム専攻
-
金子 寛彦
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 物理情報システム専攻
-
水科 晴樹
東京工業大学大学院総合理工学研究科
-
水科 晴樹
株式会社国際電気通信基礎技術研究所知能ロボティクス研究所
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