43 生体膜のイオン透過性を増大させる天然物の分子機構 : 高分解能NMRによる脂質二重膜中の立体配座解析(口頭発表の部)
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概要
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Although there are many membrane-active organic compounds including ionophores and channel-forming molecules, the general way to define the conformations of the membrane-bound compounds is not yet established. To address this problem we employed SDS micelles and fast-tumbling bicelles, both of which allow us to measure high-resolution liquid NMR of bound molecules due to their fast reorientation in suspension. We have applied these method to the conformation analyses of amphidinol 3 (AM3) and salinomycin. Salinomycin is a representative ionophore antibiotic. Conformations of salinomycin determined in SDS micelle and bicelle were found to be different. This is possibly attributable to the morphological difference of micelle and bicelle; the former lacks bilayer portion and has high curvature, while the latter is thought to have bilayer structures. Then we investigated the structure of AM3 in membraneous environments. AM3 is a unique dinoflagellate metabolite bearing potent membrane-permeabilizing activity. We previously showed that AM3 forms ion-channel with the inner diameter of 2.0-2.9nm. NMR-constrained modeling experiments in micelle have revealed for the fist time that amphidinols generally take a hairpin configuration, which plausibly account for their potent antifungal and other membrane permeabilizing activities. Conformational study of AM3 in bicelle is now in progress, and the results will be presented.
- 天然有機化合物討論会の論文
- 2005-09-15
著者
-
村田 道雄
阪大院理
-
村田 道雄
大阪大学大学院理学研究科
-
諸岡 篤
阪大院理
-
松森 信明
阪大院理
-
松岡 茂
阪大院理
-
大石 徹
阪大院理
-
蓬台 俊宏
阪大院理
-
Morsy Nagy
阪大院理
-
松岡 茂
東大院薬
-
大石 徹
大阪大学大学院理学研究科
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