14 アキタブキ・ふきのとうの一成分,Bakkenolide-Aの構造
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Two new sesquiterpenes, Bakkenolide-A, C_<15>H_<22>O_2, m.p. 80-81°and Bakkenolide-B C_<22>H_<30>O_6, m.p. 101-102°, were isolated from the bud of Petasites japonious subsp. giganteus Kitam (Japanese name, AKITABUKI). Structure (5d), including the absolute configuration, was established for Bakkenolide-A (B-A) on the basis of the chemioal degradations (chart I) and their physical measurements (Fig 1 and 2). One of the main degradations was a oonversion of B-A to C_<11>-dioarboxylic acid (2), structure of which was deduced from NMDR technique. The combination of 2 with the new type of spiro laotone (5a) as a partial structure led to the final structure 5C for B-A. The absolute configuration was determined by the transformation of B-A to the known ketone (14). The comparisons of the physical properties of Bakkenolide-B (B-B) with B-A led to the structure 16 for B-B, which will be discussed near future.
- 天然有機化合物討論会の論文
- 1967-09-25
著者
-
白幡 公勝
協和醗酵東京研
-
加藤 忠弘
東北大理
-
Woods M.
東北大理学部
-
加藤 忠弘
東京理科大理
-
加藤 忠弘
Faculty Of Science Tohoku University
-
安倍 信夫
秋田大教育
-
小野田 亮一
秋田大教育
-
白幡 公勝
東北大理
-
北原 喜男
東北大理
-
北原 喜男
東北大・理
-
Woods M.
東北大理
-
安倍 信夫
秋田大学名誉教授
関連論文
- (22) CMV 感染ササゲ葉から水中に浸出される物質の同定とその生理活性 (東北部会講演要旨)
- Chaetomium globosumの生産する抗菌性物質
- (20) 罹病カボチャのリポキシゲナーゼ活性増加とリノレイン酸の酸化生成物の構造 (秋季関東部会)
- (39) 2, 3のり病植物における不飽和脂肪酸の酸化酵素活性 (夏期関東部会講演要旨)
- (68) Chaetomium globosumの生産する抗菌物質 (昭和63年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- 48(PA1-6) セコトリネルビタン型ジテルペンの合成とコンホメーション解析(ポスター発表の部)
- 20 イチイ葉の微量成分の構造
- 31.Taxinine,Taxinol,およびanhydrotaxininolの立体化学と絶体配位
- タキシニンの構造
- いもち病感染イネ葉におけるリポキシゲナーゼ活性の変動
- 88 新抗癌抗生物質マイトマイシン類縁体の構造決定
- 76 アンジオテンシンI変換酵素の新規阻害物貭K-26およびK-4の構造
- 527 ヒスチジン発酵に於けるグリシンの副生産について
- 64 新マクロライド抗生物質,スピラマイシン-IV,V,VIの構造決定とINEPT法による^C-NMRの帰属
- 26 抗腫瘍性抗生物質,トリオキサカルシンの構造
- 362 Micromonospora sagamiensis変異株によるSU-2 関連物質の蓄積機構と2-デオキシストレプタミン生合成
- 79 新マイトマイシン,その構造決定と相互変換及び活性について
- 76 新抗腫瘍性抗生物質テトロカルシンの構造
- 14 アキタブキ・ふきのとうの一成分,Bakkenolide-Aの構造
- 2C-11 アスパラガス酸の生理作用
- アスパラガスの成分 : アスパラガス酸の化学構造と生理作用
- 13. 新しい植物生長調節物質,アスパラガス酸の化学構造と生理作用
- 31 新しい植物生長調節物質,アスパラガス酸の化学構造と生理作用
- 2B15L 植物組織の脱分化,再分化に関する二,三の知見
- 340 タカサゴシロアリの道しるべ物質について(2)
- A302 タカサゴシロアリの道しるべ物質について(コミュニケーション・防御物質)
- 19 テルペノイド合成を目的としたポリエン類の閉環反応
- (12) イネいもち病抵抗反応の発現に及ぼす脂肪酸合成阻害剤の影響 (昭和59年度 日本植物病理学会大会講演要旨)
- (5) イネいもち病感染葉鞘組織の脂質過酸化反応 (東北部会講演要旨)
- 46 ビシクロ[3.2.2]ノナン類の転位反応を活用した縮環骨格形成 : (±)-セスキカレン,(±)-ピングイソン,(±)-ウィドロールおよび(±)-プチロカウリンの全合成
- 生長抑制物質,モミクラトンの分析法
- E213 マリーゴールドに含まれる殺マツノザイセンチュウの成分検索(線虫抵抗性等)
- いもち病罹病イネ葉を用いた試験管内酵素反応により生成されたα-リノレン酸のヒドロパーオキシドの細胞毒性と抗いもち病菌活性
- (85) いもち病罹病に伴うイネ葉のリポキシゲナーゼ (LOX) 活性の変動 (昭和62年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- 55 イネの代謝する、抗いもち菌活性を有する酸化型不飽和脂肪酸
- (225) 健全及びいもち病罹病イネ葉より抽出される抗菌性脂肪酸化合物量の品種間差異 (昭和60年度 日本植物病理学会大会講演要旨)
- (33) イネいもち病菌接種および非接種ふくゆきから単離された抗菌性を有する脂肪酸化合物 (昭和58年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (72) いもち病罹病イネから単離された抗菌性を示す脂肪酸 (昭和57年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- 32 含硫黄セスキテルペン,ミントスルフィドについて
- 73 セコタキサン骨格および二,三のセンブレン型天然物の合成
- 29 ポリエンの閉環反応によるテルペノイドの合成-II
- イネ種子の休眠機構 : II.モミから単離同定された新しい生長阻害物質,モミラクトンAおよびBについて
- 139 センブレンAおよび類縁化合物に対するイエシロアリの道しるべ活性(一般講演)
- 57(P-25) コムギ種子殻の発芽抑制物質の構造と、抑制物質による種子休眠の再現および穂発芽抑制(ポスター発表の部)
- 含水溶液中におけるω-3型不飽和脂肪酸のコンフォメーションに関する研究
- (104) 二,三の植物における, 病原菌罹病とリポキシゲナーゼ活性の関連性 (日本植物病理学会大会)
- イネのいもち病抵抗性と酸化型不飽和脂肪酸
- イネいもち病菌に対するモミラクトンA, Bおよびその誘導体の抗菌活性
- (16) イネいもち病菌分生胞子の発芽に及ぼすモミラクトンA, Bおよびその誘導体の影響 (昭和54年度 日本植物病理学会大会講演要旨)
- 海洋生物のフェロモン,アロモン,カイロモン (海洋天然物化学) -- (海洋生物の生理および行動制御物質)
- ヒドロ虫類の変態誘発物質
- 20 モミの化学成分 : 主に生長調節作用物質について
- 10. モミから単離された植物の生長抑制物質,momilactonesの構造
- 13 ある種の海藻に含まれるジテルペンフェノール類の構造と合成
- 36 二,三のテルペノイドの合成-II
- 27 2.3のテルペノイドの合成
- 簡便な1,4-ジヒドロピリジン類の合成
- 天然クリノプチロライトを用いたゼオライト薄層クロマトグラフィ-による数種の芳香族ニトロ化合物の分離^
- 漢薬款冬花に含まれる6-アセチル-2,2-ジメチル-4-クロマノンの合成
- 31 数種のエレモフィラン型セスキテルペン類の立体選択的合成
- Cyclization of Polyenes. III Cyclization of Squalene-oxides
- 24 四環性ジテルペン類の全合成研究
- Acid-catalyzed Cyclization of Squalene Oxide
- カルボキシ フラボノイド類に関する研究-4-4′-カルボキシ フラバノン類の合成と反応
- カルボキシ フラボノイド類に関する研究-3-2′-カルボキシ フラバノン類の合成と反応
- TBCO (2, 4, 4, 6-tetrabromocyclohexadienone) によるポリエンの選択的臭素化反応
- α,β-不飽和ケトンとジアゾメタンの反応-2-カルコン誘導体とジアメゾメタンの反応
- ビシクロ [3.2.2] ノナン類の転位反応を活用した縮環天然物合成
- フキ属植物のセスキテルペン類
- Heptafulvenes. IV. Mass Spectra of 8,8-Dicyanoheptafulvene Derivatives
- 情報化社会を考える
- ゼオライト触媒によるメチルシクロペンテン類の合成と反応
- 生合成仮説を考慮した天然物の合成と反応 : 主としてテルペンおよび簡単なフェノール類について
- 簡便な1,4-ジヒドロピリジン類の合成
- ゼオライト触媒によるメチルシクロペンテン類の合成と反応
- タイトル無し