3次元物体の学習とクロスモーダルなトップダウン処理に関わる脳部位の特定(テーマセッション「マルチモーダル」,「手」,「マルチモーダル感覚知覚&統合とその応用」及び一般)
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概要
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3次元物体の学習とトップダウン処理における視覚と触覚の相互作用をfMRI活動計測により検討した.実験では,3次元CGによって作成された視覚物体とともに,3次元プリンタを用いて視覚物体と同型の実物体を成型し触覚物体として用いた.被験者は視覚または触覚で物体形状を学習後,学習時と異なるモダリティで学習物体の形状判断を行い,それらの課題を行っている際の脳活動を計測した.この結果,視覚・触覚間でのトップダウン処理時において,側頭野の視覚関連部位と頭頂野の触覚関連部位の活動がみられ,この間のネットワークがクロスモーダルな3次元物体認知において重要な役割を果たしていることが示唆された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-11-12
著者
-
安藤 広志
独立行政法人 情報通信研究機構 ユニバーサルメディア研究センター
-
安藤 広志
NICTユニバーサルメディア研究センター
-
西野 由利恵
NICTユニバーサルメディア研究センター
-
西野 由利恵
Nict:atr認知情報科学研究所
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