使い捨てIDを用いた処理負荷の少ない相手認証方式の提案(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
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概要
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固定IDを利用した相手認証技術では,利用者のプライバシ情報の漏洩とサービス不全を目的としたリソース占有攻撃への対策が十分ではない.使い捨てIDによる相手認証技術はこの問題に対する解決策の1つである.しかし,既存の使い捨てID方式では, ID及び認証情報の生成の際の計算量の負荷,通信量の問題から十分なリソースを持たない機器における利用が難しい.そこで本稿では,使い捨てIDを利用した処理負荷の少ない相手認証方式を提案する.さらに,マシン実験を行った結果,提案方式は約400倍の認証処理部分の高速化,及び3倍の通信量の削減が達成できていることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-03-09
著者
-
太田 和夫
電気通信大学情報通信工学科
-
國廣 昇
東京大学大学院新領域創成科学研究科
-
國廣 昇
東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻
-
國廣 昇
電気通信大学情報通信工学科
-
伏見 和男
電気通信大学:大日本印刷株式会社
-
太田 和夫
電気通信大学
-
太田 和夫
電通大
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