202 マイクロフィン加工プレートを用いた放熱特性についての実験的研究(GS 材料,加工,信号解析とその応用)

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概要

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我が国をはじめ世界の電化製品産業は、今日、高性能化に伴い発熱量が増大する一方で、一般家庭への普及を目指し薄型化・小型化が強く求められている。このため筐体内での発熱密度は増加の一途を辿る結果、電化製品の性能と安定性は「いかに効率よく放熱するか」の一点により決定すると言っても過言ではない。更に、放熱を有する電化製品全般において、高性能および静音による快適な環境を提供することで、非常に広い市場を生み出す可能性がある。電化製品の放熱性を向上させるための様々な研究は、現在も続けられている。そこで、本構想は、放熱性の飛躍的な向上とそれに伴う静音化を早急に実現するために、超微細パターニング、超平滑化の製造技術の各要素技術の複合化・融合化により、放熱技術の進展を図る。　本研究は、家電製品に使用されている鋼板にマイクロフィン加工を施し、その伝熱特性について有用な知見が得られたので報告する。
社団法人日本機械学会の論文

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