3.サービスへの信頼性概念の拡張(<小特集>信頼性のフロンティア)
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概要
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信頼性工学はこれまで有形のものを対象にしてきた.機械や電気・電子の産業に根を下ろし,今はハードウェアとソフトウェアからなるシステム製品とその構成要素が研究の中心である.製品への安全性や環境保全性の要求が強まり,人間・機械システムにも研究が広がった.教育,医療,金融,接客などのサービス業務もリスクマネージメントの観点から,サービスの信頼性研究が必要になっているが,ほとんど未開拓である.そこで筆者によるサービスの工学的処理と信頼性モデル化の考え方,及び三要素FMEAを用いたサービス解析事例を紹介し,この研究分野発展の足掛かりを示した.
- 2006-12-01
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