小林-Kiphard BCT (The Body Coordination Test)の開発 : MQ値の算出とその解釈
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概要
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The authors discussed basic restandardization of 'The Body Coordination Test' (Schilling & Kiphard, 1974) in the first report in 1987. The Present report was concerned with the expansion of data regarding this object and the presentation of the results. The purpose of the present report was to clarify the development of body Coordination ability in children and to prepare Motor Quotient Score to compare with already reported results. A 3-item test was administered to 481 boys and 483 girls with CA's five to twelve. Analysis of the results revealed that the strongest correlation was observed between CA and the scores of the BCT. Especially after 9 years old, girls were significantly better than boys in 2 of the 3 tasks. These results suggest that while the central nervous system (CNS) demands the coordinating or integration agent for directing sensory inputs to initiate the appropriate body coordination until the age of 9 years, as the child matures after this age, so does the CNS, enabling a wide range of neuromuscular stimuli to be interpreted and integrated into higher and more complex body coordinationability. Additionally, 3.1% of the subjects tested showed "the suspicion of disability (below MQ 70)", 16% showed "the need of special treatment (below MQ 85)". These suggestions will provide useful clues for future research and development of the educational method and treatment for these underachievers.
- 横浜国立大学の論文
- 1989-10-31
著者
-
當島 茂登
鎌倉女子大学児童学部児童学科
-
小林 芳文
特殊教育研究室
-
安藤 正紀
神奈川県立第二教育センター
-
當島 茂登
大学院障害児教育専攻
-
安藤 正紀
大学院障害児教育専攻
-
緒方 千加子
大学院障害児教育専攻
-
小林 芳文
和光大学
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