色の変化を利用したチューインガムによる日中の中学生における咀嚼能力測定
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概要
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少子高齢化社会の出現とともに,最近では食べ物をよく噛まないで食べる人が増えていることが知られている。咀嚼行為がもたらす健康効果には,消化機能を促進し食欲を満足させる効果,よく噛むことで顎骨,歯を支える骨の成長・発達を促がす効果,脳機能を促進させ学習効果を向上させる効果などが考えられている。今回我々は,色変わりチューインガムを使用して,中国並びに日本における中学生を対象として,咀嚼能力の日中の比較検討を試みた。その結果,中国と日本における咀嚼能力には朋らかな差異を見出すことができなかった。男子学生と女子学生の間でも明らかな差異は認めることができなかった。さらに,体重別に咀嚼能力も比較検討してみたが,男女ともほぼ大差はみられなかった。
- 大阪教育大学の論文
- 2006-02-28
著者
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朝井 均
大阪教育大学 保健管理センター
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朝井 均
保健センター
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朝井 均
大阪教育大学保健センター
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朝井 均
羽衣国際大学
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坂口 守男
保健センター
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陳 聚紅
大学院養護教育
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大塩 恭子
大学院養護教育
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大中 裕理
附属平野中学校
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朝井 栄
アサイ神経クリニック
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