積極的思考支援のためのキーワード選好インタフェース
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年あらゆる創造活動において膨大な情報が扱われるようになってきた.全ての情報が人の創造活動に役立つわけではないため,人は全ての情報の中から創造活動に使えるものを見極める必要がある.だが優先順位のない多くの情報に対して積極的に考えることは人には難しい.人は自らの嗜好により順位付けがされた情報に対しては積極的に思考するのではないかと著者らは考えた.本稿では積極的思考支援のためのキーワード選好インタフェースを提案する.提案インタフェースを通じてユーザ嗜好の指標の順序に基づくキーワード順序をユーザが作成する.キーワード順序が記されたリストをインタフェースが提示することによってユーザの思考支援を図るものである.実験結果からユーザの嗜好を反映したキーワード順序のリストが得られること,リストの提示により積極的な思考を支援できることを確認した.
- 日本知能情報ファジィ学会の論文
- 2006-10-15
著者
-
砂山 渡
広島市立大学大学院情報科学研究科
-
西原 陽子
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻
-
西原 陽子
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
橘 啓八郎
大阪学院大学コンピュータサイエンス研究科
-
赤井 れい子
広島市立大学情報科学部
-
砂山 渡
広島市立大学 大学院情報科学研究科
-
砂山 渡
広島市立大学
関連論文
- 非同期型アニメーションによる意見交換支援システム(セッション5,新領域創造インタラクション)
- レポートの課題との関連度と意見文抽出による情報量評価(教育システム,システム開発論文)
- 地図型アニメーションインタフェースにおけるキーワードの価値変化の検出
- キーワードの価値変化を捉えるための地図型アニメーションインタフェース(「Webインテリジェンス」及び一般)
- キーワードの価値変化を捉えるための地図型アニメーションインタフェース(インタフェース・ナビゲーション(学生セッション))
- 内容の独自性の視覚化によるレポートの独自性評価支援システム
- 専門分野の素人に選択される研究発表タイトルの推定
- 組合せ発想ゲームにおける否定発言に着目したコミュニケーションの分析
- 学生編集委員担当スペシャル企画 : 林弘氏インタビュー(使えるAI,がんばるAI[第2回])
- 第29回 徳田 英幸氏インタビュー : 本物の研究者となるために