当社の体格別死亡指数
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概要
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体格の相違による他の医学的欠陥の合併率の差を明らかにするとともに、最近の当社における体格別死亡状況を明らかにした。観察範囲は昭和62年度と昭和63年度の各10年間、対象は当社の契約年齢15歳以上の医師扱い契約、経過契約件数は男性約332万件、女性約168万件である。胸腹囲計が男性では150〜160cm前後、女性では130〜150cm前後で最も医学的欠陥の合併率が低く、それより胸腹囲計が増減すると体格以外の医学的欠陥の合併率が高くなった。体格以外の医学的欠陥の合併の有無にかかわらず、丹治指数-40の狭長体及び丹治指数60の肥満体で死亡リスクが急に高くなった。肥満体に多くみられる過腹囲の死亡指数は、若年層のみでやや高値を示した。
- 日本保険医学会の論文
- 1991-12-15
著者
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